ANCHORS動物病院未来研究所

2023年5月9日 ANCHORS動物病院未来研究所 編集部

【JASMINEミニセミナー】マイクロバブル検査

今回はJASMINEミニセミナーのご紹介です。循環器科より「マイクロバブル検査」についてお話ししております。

ここでは、動画の内容を概説いたします。

セミナーテーマ:マイクロバブル検査

講師:JASMINEどうぶつ総合医療センター  循環器科 髙橋新音先⽣

この動画は2021年1月25日に行ったミニセミナーの動画になります。

マイクロバブル検査とは

循環血流にマイクロバブルによる高輝度コントラストを付与し、血液の流れを追随できるようにする検査のことです。

短絡性疾患の診断補助として利用されることがあります。

また、右左短絡へと病態が変化しているかどうかの確認することも可能です。 主たる適応疾患は、この3つが挙げられます。

マイクロバブル検査を利用しない理由として、このような例があります。

カラードプラモードでは、フレームレート制限などにより心周期の適切なタイミングでの血流を拾えない場合があります
特に小型犬では心拍数の問題で識別が困難になる可能性が高いです
ドプラモードでは、正確な画像の結像と血流との超音波ビームとの角度を保たなければいけないなど技術を要することがあります
必要な材料
マイクロバブル検査で必要となる材料は、留置針、プラグ(RPNプラグなど)、翼状針など、テープ類、 10mlロックシリンジ 2個、ロック三方活栓、生理食塩水となります。

そして、超音波診断装置となります。 実際のマイクロバブルの作り方を動画でご紹介しております。

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