今回はJASMINEミニセミナーのご紹介です。中医学科より「初めての薬膳」についてお話ししております。ここでは、動画の内容を概説いたします。
セミナーテーマ:初めての薬膳
講師:JASMINEどうぶつ総合医療センター 中医学科 竹内さやか先生
1. 薬膳って何?
中国には「薬食同源」という言葉があります。
普通の食生活が薬になる、あるいは薬と同じくらい普段の食生活が大切であるということを意味しています。薬膳は東洋医学の知識を食生活に生かすことを目的として構築された学問体系の1つです。
薬膳のもう1つの目的は病気や未病を改善することです。同じ食べ物ばかりを食べるのではなく、体質や健康状態に合わせた食事で体内のバランスを整え、健康へと導く考え方になります。
薬膳の起源は中国の王朝時代まで遡ります。
皇帝に提供する毎日の食事を考え、管理する「食医」という医師が存在していました。
病気になってから治療を施す内科医や外科医よりも食医が最高ランクの位を与えられており、病気になる前に病気の発症を未然に防ぐことが医学上重要視されていたことがわかります。
2. 動物の未病
犬や猫にも未病はあります。
未病は、健康でもなく病気でもない状態なので、調子や様子が若い頃に比べて変化した、体調が悪くなったけれども病院で検査をしても異常がない状態のことを言います。
例)食欲が落ちた、疲れやすくなった、下痢をしやすい、毛がよく抜ける、皮膚炎になりやすい 等
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